トルコ西部でマグニチュード6.1の地震が発生
トルコ西部バルケシル県で、日本時間11日午前1時53分ごろ、マグニチュード6.1の地震が発生しました。米地質調査所(USGS)の発表によると、震源はバルケシル県ビガディチの南南西約10キロ、震源の深さは10キロとされています。
トルコ内務省の発表では、複数の建物が倒壊し、少なくとも1人が死亡、29人が負傷しました。現在、救助隊員による懸命な救助活動が行われています。
地震発生時の状況
地震発生後、マグニチュード3.5~4.6の余震が20回ほど続いています。揺れはイスタンブールやイズミルなど、トルコ西部の広い範囲で感じられました。アル・イェルリカヤ内務相は、震源地のシンディルギで記者団に対し、81歳の女性が倒壊した建物の下から救助された直後に死亡したと発表しました。
- 死者:1人
- 負傷者:29人
- 倒壊した建物:16棟(うち4棟は居住用)
シンディルギとその周辺では、3階建ての建物を含む複数の建物が倒壊しました。3階建ての建物には6人が暮らしていましたが、がれきの中から数人が救助されています。
今後の情報に注意
トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)は、引き続き余震に警戒し、最新の情報に注意するよう呼びかけています。日本にお住まいの方も、海外にいる家族や友人の安否を確認するなど、情報収集に努めてください。
今回の地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。