由利本荘市で記録的豪雨！浸水被害と今後の警戒情報

秋田県由利本荘市で観測史上最大の豪雨が発生

秋田県由利本荘市は、記録的な大雨に見舞われ、甚大な被害が出ています。気象庁は、気圧の谷と上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になっているとして、厳重な警戒を呼びかけています。

由利本荘市北部付近では、レーダー解析により、1時間に最大120ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。由利本荘市本荘では、1時間に117.5ミリという観測史上最大の降水量を記録しました。

この大雨により、由利本荘市では住宅の浸水被害が確認されています。床上浸水や床下浸水など、合わせて20棟の住宅に被害が出ています（8月9日時点）。住民は復旧作業に追われています。

これまでの雨により、由利本荘市内では土砂災害の危険性が非常に高まっています。土砂災害警戒情報が発表されており、市は住民に対し、避難を呼びかけています。

秋田県をはじめ東北地方では、大気の不安定な状態が今後も続く見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要です。気象庁の最新情報に注意し、安全確保を心掛けてください。

8月10日午前5時10分、由利本荘市に大雨警報（土砂災害）が発表されました。引き続き、土砂災害に厳重に警戒してください。