ニューカッスル・ユナイテッドのエース、アレクサンデル・イサクの移籍騒動が、チーム全体に大きな波紋を広げています。リヴァプールへの移籍希望が報じられる中、エディ・ハウ監督は「今は合流させられない。混乱している選手もいる」と苦しい胸の内を明かしました。
イサク、リヴァプール移籍を希望か？
昨シーズン、公式戦42試合で27ゴール6アシストと大活躍を見せたイサク。しかし、今夏のプレシーズンツアーには帯同せず、移籍希望を通達したと報じられています。古巣レアル・ソシエダの施設で個人練習を続けていましたが、最近ニューカッスルの練習場に復帰しました。
ハウ監督「今は合流させられない」
8日に行われたエスパニョールとの親善試合も欠場したイサクについて、ハウ監督は「彼は今もこのクラブにいる。もちろんニューカッスルに将来がある。クラブ関係者全員がイサクのチーム復帰を切望しているのは間違いないんだ。しかしそのためには、状況を整理する必要がある」とコメント。チームへの合流時期は不透明な状況です。
リヴァプールはバルコラに興味？
リヴァプールはイサク獲得を諦めた場合、パリ・サンジェルマンのFWブラッドリー・バルコラをターゲットに切り替える可能性があると報じられています。左WGのルイス・ディアスを売却しており、その穴埋めとしてバルコラの獲得を検討しているようです。
チーム崩壊の危機？
イサクの移籍騒動は、チームの士気にも影響を与えている可能性があります。ハウ監督が「混乱している選手もいる」と語っていることからも、その深刻さが伺えます。ニューカッスルは、この危機を乗り越え、新シーズンに向けて立て直すことができるのでしょうか。今後の動向から目が離せません。