タレントの亀山忍さんが8月5日、腎臓がんのため逝去されました。56歳でした。スポーツ報知の取材により8月7日に明らかになりました。亀山忍さんは、元阪神タイガース外野手・亀山つとむ(現役時代は努)さんの双子の弟としても知られています。
闘病生活と最後の仕事
所属事務所によると、亀山忍さんは十数年前から病気治療のためタレント活動を休止しており、入退院を繰り返しながら闘病生活を送っていました。2009年頃から体調を崩し、同年にはテレビドラマで出演者への鹿児島県奄美地方の方言指導を行ったのが、最後の芸能関連の仕事となりました。
90年代に人気博す
亀山忍さんは1969年生まれ。90年代前半には、兄・亀山努さんがプロ野球選手として活躍するのとほぼ同時期に、タレントとして注目を集めました。TBS系の時代劇「水戸黄門」や「ウルトラマンダイナ」、フジテレビ系の「裸の大将」などに出演。自身も野球経験があったことから、2004年のフジテレビ系連続ドラマ「ワンダフルライフ」では、元プロ野球選手役を演じた主演の反町隆史さんに打撃指導も行っていました。
歌手としても活躍
映画出演のほか、歌手としてもCD「恋はひらめき」(デュエット曲)をリリースするなど、芸能界で幅広く活動していました。
家族葬で執り行われる
遺族の意向により、葬儀は家族葬で執り行われるとのことです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
主な出演作品
- 水戸黄門
- ウルトラマンダイナ
- 裸の大将
- ワンダフルライフ