ミュラー、MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスへ電撃移籍！
長年バイエルン・ミュンヘンを支え続けたレジェンド、トーマス・ミュラー選手が、MLS（メジャーリーグサッカー）のバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍することが正式に発表されました。バイエルン一筋だったミュラー選手の決断は、世界中のサッカーファンに衝撃を与えています。
35歳のミュラー選手は、2000年にバイエルンの下部組織に入団して以来、トップチームで数々のタイトルを獲得。ブンデスリーガ優勝13回、チャンピオンズリーグ優勝2回など、輝かしい実績を誇ります。公式戦756試合に出場し、250ゴール276アシストという記録も打ち立て、まさにクラブの象徴的な存在でした。
しかし、今年4月にシーズン終了後の退団が発表され、その去就に注目が集まっていました。当初からMLSへの関心が噂されていましたが、最終的に高丘陽平選手が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスへの加入が決定しました。
契約期間と背番号
契約期間は2025シーズン終了までの半年間。さらに、2026シーズンを指定選手としてプレーするオプションが付帯しています。背番号は13番に決定。ミュラー選手は、国際移籍証明書（ITC）、ビザ、労働許可証の取得が完了次第、正式にチームに登録される予定です。
ミュラー選手のコメント
ホワイトキャップスへの加入が決まったミュラー選手は、クラブ公式サイトで次のように意気込みを語っています。「バンクーバーでこのチームをチャンピオンに導くために貢献するのが楽しみだ。街の素晴らしさは聞いているが、まずは勝つために来た」。
バイエルンの若手育成問題も浮上
一方、バイエルンでは近年、若手選手の育成が課題となっています。アダム・アズヌー選手のエヴァートン移籍など、有望な若手がトップチームでの出場機会を求めて移籍するケースが増えており、クラブの首脳陣も懸念を示しているようです。ヴァンサン・コンパニ新監督には、若手育成という重要な課題も課せられています。
ミュラー選手の新たな挑戦と、バイエルンの若手育成問題。今後のサッカー界の動向から目が離せません。