オムロン、第1四半期で税引き前黒字浮上を達成!
大手電気機器メーカーのオムロン(証券コード:6645)が、2026年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益において、87億円の黒字を達成したことを発表しました。前年同期は125億円の赤字だったため、大幅な改善と言えます。
しかし、通期計画の535億円(中央値)に対する進捗率は16.3%にとどまり、過去5年間の平均進捗率29.0%を下回っています。今後の業績動向が注目されます。
売上営業利益率はほぼ横ばい
直近3ヶ月の実績である4-6月期の売上営業利益率は、前年同期の3.4%から3.4%と、ほぼ横ばいで推移しています。これは、コスト削減努力と効率化が一定の効果を発揮していることを示唆しています。
今後の展望
オムロンは、ヘルスケア、FA(ファクトリーオートメーション)、社会インフラなど、幅広い分野で事業を展開しています。今回の黒字浮上は、これらの事業戦略が奏功し始めた結果と言えるでしょう。今後の成長戦略や市場動向を踏まえ、投資家は慎重な判断が求められます。
- 黒字浮上: 前年同期比で大幅改善
- 進捗率: 通期目標に対してはやや遅れ
- 売上営業利益率: 安定的な推移
オムロンの今後の発表に注目しましょう。