西島秀俊、NY映画で新境地!共演女優と語る舞台裏

西島秀俊主演映画『ディア・ストレンジャー』完成報告会見

俳優の西島秀俊さんが、主演を務める日本・台湾・米国合作映画『ディア・ストレンジャー』(真利子哲也監督、9月12日公開)の完成報告会見に出席し、作品への熱い思いを語りました。全編ニューヨークで撮影され、セリフの9割以上が英語という新たな挑戦となった本作について、西島さんは「想像以上に豊かな時間だった」と振り返ります。

本作は、息子が誘拐された夫婦の心の葛藤を描くヒューマンサスペンス。西島さんは、ニューヨークの大学で建築を研究する日本人助教授役を演じ、廃墟に魅せられるという役どころです。会見は、閉館した銀座の「丸の内TOEI」を会場に、廃墟を模した演出で行われました。

グイ・ルンメイとの共演

妻役で共演した台湾の俳優、グイ・ルンメイさんについて、西島さんは「常に準備を丁寧にされ、全てを作品に投げ出す方」と絶賛。「彼女の自然な感情のおかげで、思っていたよりも演技に集中できた」と語り、オンラインでの本読みの時から大きな支えになったと明かしました。

英語での演技への挑戦

英語での演技について、西島さんは「研究者として評価されて招かれた役なので、必ずしもネイティブのように話す必要はありませんでした。それも、この作品に挑戦できた理由のひとつです」と語りました。異文化間の衝突や家族関係の難しさなど、現代社会が直面するテーマが盛り込まれた脚本に共感し、出演を決めたそうです。

理想の俳優像

グイ・ルンメイさんの演技に感銘を受けた西島さんは、自身の理想の俳優像について「見つめ直す機会をくれた」と語り、今後の俳優活動への意欲を見せました。

  • 全編ニューヨークロケ
  • 9割以上のセリフが英語
  • 共演は台湾のグイ・ルンメイ

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