中小企業向けにクラウド人事労務ソフトを提供するfreee株式会社は、従業員の健康管理を支援する「freee人事労務 健康管理」において、健診希望収集機能と健診予約依頼機能の提供を開始しました。これにより、健康診断に関する事務作業を大幅に効率化し、担当者の負担を軽減することが期待されます。
担当者と従業員、双方の負担を軽減
これまで、健康診断の管理はアナログで行われることが多く、従業員との日程調整や予約状況の把握に多くの時間と手間がかかっていました。特に、小規模企業では労務担当者が他の業務と兼任しているケースが多く、健康診断の管理が大きな負担となっていました。
健診希望収集機能
この機能を使うことで、従業員は希望する健診内容や受診日をアンケート形式で回答できます。システムが自動で日程調整を行い、予約に必要な従業員情報をリスト化するため、担当者は個別に日程調整を行う手間を省けます。
健診予約依頼機能
従業員自身が予約した健診機関や受診日をシステムに登録できます。担当者はアンケートを送付するだけで、従業員が回答した情報が自動的に記録されるため、情報収集にかかるコミュニケーションコストを削減できます。
健康管理業務の効率化へ
今回の機能追加により、「freee人事労務 健康管理」は、健康診断の準備から実施、結果の管理まで、一連の業務を効率化できるソリューションとなりました。freeeは、今後も中小企業のバックオフィス業務を支援する機能開発を進めていくとしています。
企業の規模に関わらず、従業員の健康管理は重要な課題です。freeeの新機能は、健康管理業務の効率化を図り、より健康的な職場環境づくりに貢献することが期待されます。