大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースが、ミネソタ・ツインズからリリーフ右腕、ブロック・スチュワート投手をトレードで獲得しました。低迷気味のブルペン陣の起爆剤として期待されています。
スチュワート、ドジャース加入でブルペン強化なるか
米メディア『スポーティングニュース』によると、スチュワート投手はジェームズ・アウトマン外野手とのトレードでドジャース入り。トレード前には39試合に登板し、2勝1敗14ホールド、防御率2.38という好成績を残しています。
同メディアは「ドジャースは今年のトレード市場で比較的静かだったが、ブルペン補強という重要な問題に対処した」と評価。スチュワート投手について「昨季は苦戦したが、今季は調子を取り戻した。契約満了間近で、特に契約条件を考慮すると、トレード対象として魅力的だった。後半戦でドジャースに勢いを与えてくれるはずだ」と期待を寄せています。
ロバーツ監督も期待
ロバーツ監督は、スチュワート投手の加入について「彼が戻ってきてくれるのはとても楽しみです。ブルペンに加わることで、特に右の勝ちパターンの投手として、安心感が増します」と語っています。また、ナショナルズから新加入のアレックス・コール選手についても「粘り強い選手で、良い打席を持ち、外野の3つのポジションすべて守れる」と評価し、戦力アップに期待を寄せています。
アウトマン選手とのトレードに惜別の声も
一方、ツインズへ移籍することになったジェームズ・アウトマン選手には、ドジャースファンから惜別の声が上がっています。特に、アウトマン選手の夫人会からは「これからも応援している」といったメッセージが送られています。
ドジャースは、スチュワート投手の加入でブルペンを強化し、後半戦の戦いに弾みをつけられるでしょうか。大谷翔平選手の活躍とともに、今後の戦いに注目が集まります。