Netflix話題沸騰!「84㎡」が示す現代社会の闇と希望とは?

Netflixで話題沸騰中の韓国映画『84㎡』。マイホーム購入を夢見る男が、マンションの一室をめぐって予想外の事態に巻き込まれていくスリラー作品です。カン・ハヌルが平凡ながらもどこか愚かな主人公ウソンを演じ、そのリアルな演技が観る者の心を掴みます。

現代社会の縮図としての「84㎡」

映画の舞台となるのは、ソウルのごく普通のマンション。84㎡という広さは、多くの人々にとって手が届きそうで届かない、そんな微妙なラインです。ウソンは、同僚から得た情報をもとに、一攫千金を狙ってビットコインに投資しますが、それが思わぬ事態を引き起こします。

映画全体を通して、マンション内部のシーンは冷たく陰鬱な雰囲気で描かれています。しかし、ウソンが希望を見出した瞬間、部屋は明るく照らされ、彼の表情も一変します。この鮮やかなコントラストは、彼の心の変化を象徴していると言えるでしょう。

隣人の存在がもたらす狂気

1301号室に住む不気味な女性の夫が現れたことで、ウソンの精神状態は一気に不安定になります。そして、莫大な利益が得られるはずだった翌日、彼にとんでもない事態が降りかかるのです。果たして、ウソンは無事に危機を乗り越えることができるのでしょうか?

  • 監督・脚本:キム・テジュン(韓国版『スマホを落としただけなのに』)
  • 出演:カン・ハヌル、ソ・ヒョヌ、ヨム・ヘラン

Netflixグローバルランキングでも上位に

『84㎡』は、Netflixのグローバルランキングでも上位にランクインしており、世界中で注目を集めています。同時にランキングを賑わせているのが、インドネシア映画『ノーマル・ウーマン』。こちらも、裕福な家庭に潜む抑圧とルッキズムを描いたスリラー作品で、強烈なシーンが話題となっています。

Netflixでは、他にも様々なアジア映画が配信されており、今後も目が離せません。

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