岐阜県関市で痛ましい水難事故が発生
2日午前、岐阜県関市を流れる津保川で、50代の男性が溺れて死亡するという痛ましい事故が発生しました。警察は、男性が川で溺れたとみて、事故の詳しい状況を調べています。
事故があったのは、関市富之保の津保川。午前11時過ぎ、「知人の男性が川に沈んで動かない」という通報が警察に寄せられました。警察官が駆け付けたところ、市内に住む会社員の森武彦さん(57)が、川岸から約10メートル離れた水深約1.5メートルの場所で沈んでいるのを発見。病院に搬送されましたが、約4時間後に死亡が確認されました。
警察の調べによると、森さんは知人の女性と2人で川遊びに来ていたとのことです。川は増水しておらず、流れも通常通りだったことから、警察は森さんが川に入った後に何らかの原因で溺れたとみて、当時の状況を詳しく調べています。
相次ぐ水難事故への注意喚起
この日は岐阜県だけでなく、静岡県下田市の海水浴場でも水難事故が発生し、40代とみられる男性が心肺停止の状態で見つかるなど、各地で水難事故が相次いでいます。夏休みシーズンを迎え、川や海で遊ぶ機会が増える中、水難事故への注意が必要です。
- 遊泳禁止区域では絶対に泳がない
- 体調が悪い時は水に入らない
- 子供から目を離さない
- ライフジャケットを着用する
- 天候の変化に注意する
安全に注意して、楽しい夏を過ごしましょう。