スミソニアン国立動物園のパンダ、夏をエンジョイ！
ワシントンD.C.にやってきたばかりの新しいジャイアントパンダ、宝力（バオ・リー）と清宝（チン・バオ）。彼らは初めての夏をどのように過ごしているのでしょうか？動物園のジャイアントパンダ飼育員、マリエル・ラリー氏に最近の様子を聞きました。
ワシントンの湿気にもかかわらず、パンダたちはこの夏、主に屋内で昼寝をして元気に過ごしています。一年で最も暑い時期には、エネルギーを節約するために、秋や冬よりも少し長く眠る傾向があります。宝力と清宝が起きているときは、たいてい竹を食べたり、屋内で遊具で遊んだりすることを好むとラリー氏は言います。
季節に関係なく、2匹のパンダはいつでも屋内と屋外の生息地を自由に行き来できます。「しかし、パンダで冬のコートを着ているなら、エアコンの効いた室内にいることを選ぶでしょう」と彼女は言います。
パンダが快適に過ごせる温度は？
「華氏65度（摂氏約18度）で、そよ風があるのが最高です。」
パンダが屋外に出かけるときは、暑さをしのぐための適切な方法を見つけています。たとえば、清宝のお気に入りの場所は、展示の低い入り口近くの洞窟です。この岩の洞窟の中では、隠された通気口から冷たい風が吹き出し、うだるような夏の天候を少しでも「耐えられる」ようにしています。
彼女が洞窟で涼んでいる間、清宝は洞窟の入り口に垂れ下がっている草やツルを時々食べます。ラリー氏によると、パンダの生息地のすべての植物は、クマが食べても安全です。
パンダが屋外に出かける可能性が高いのは、朝早くです。屋外の生息地を探検している姿を見たい場合は、午前9時前に展示場に行くことをお勧めします。
宝力は、屋外の生息地でリンゴをかじっています。彼は友好的で遊び心のある性格を維持しています。
- パンダは暑いのが苦手
- 屋内と屋外を自由に行き来できる
- 涼しい場所を見つけるのが得意