京セラ衝撃!米建設資材会社を売却へ!その理由と今後の戦略とは?

京セラ、米サザンカールソンを売却!一体何が?

京セラが、米国の建設資材販売会社であるサザンカールソンを年末までに売却することを発表しました。2025年4〜6月期の連結決算では、純利益が前年同期比1%増の371億円となったものの、円高の影響などで営業減益となっていました。この売却は、不振事業の構造改革の一環として行われます。

買収から数年でなぜ売却?

サザンカールソンは、2019年に京セラが約900億円を投じて買収した企業です。建設業者向けに梱包資材や工具を販売し、売上高は買収時から倍以上に増加していましたが、利益率の低迷が課題となっていました。京セラは当初、グループの電動工具の販路拡大に繋げようとしましたが、期待されたシナジー効果は得られませんでした。

谷本社長のコメント

京セラの谷本秀夫社長は「当社のほかの事業とのシナジーが出せなかった」とコメントしています。京セラは、2026年3月期中に売上高で合計2000億円規模のノンコア事業の整理を進めており、今回の売却はその一環となります。

今後の京セラ

京セラは、今回の売却によって得た資金を、成長分野への投資に振り向けると考えられます。2026年3月期の業績予想は据え置かれていますが、今後の事業展開に注目が集まります。

  • 売却対象: 米サザンカールソン(建設資材販売会社)
  • 売却時期: 年末まで
  • 売却理由: 利益率の低迷、シナジー効果の不足

京セラの今後の動向から目が離せません!

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