この夏、関西地方では万博だけでなく、多様な美術展や展覧会が目白押しです。ゴッホの感動的な作品から、子供も楽しめる恐竜展、そして日本の伝統美に触れる機会まで、バラエティ豊かなラインナップの中から、特におすすめの展覧会をご紹介します。
ゴッホ展：家族がつないだ画家の夢 (大阪市立美術館)
8月31日まで開催されているこの展覧会では、ゴッホの生涯と、彼を支え続けた家族の絆に焦点を当てています。ゴッホの作品を通して、彼の情熱と苦悩、そして家族の愛情を感じることができるでしょう。
きもののヒミツ 友禅のうまれるところ (京都国立近代美術館)
9月15日まで開催。日本の伝統美である友禅染の制作過程を詳しく解説し、その繊細な技術と美しさを堪能できます。普段何気なく目にしている着物が、いかに手間暇かけて作られているのかを知ることができるでしょう。
特別展「究極の国宝 大鎧展」 (奈良・春日大社 国宝殿)
9月7日まで開催。日本の武具の最高峰である大鎧の数々を展示。その美しさだけでなく、武士の精神や歴史背景も感じ取れるでしょう。
巨大恐竜展2025 (大阪南港ATCホール)
7月26日から8月29日まで開催。子供から大人まで楽しめる、迫力満点の恐竜展です。巨大な恐竜の骨格標本や、最新の研究に基づいた展示は、恐竜ファンならずとも必見です。
その他注目の展覧会
- 日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ！ (大阪中之島美術館)
- 正倉院 THE SHOW (大阪歴史博物館)
- 藤田嗣治×国吉康雄：二人のパラレル・キャリア―百年目の再会 (兵庫県立美術館)
- 草間彌生 版画の世界―反復と増殖― (京都市京セラ美術館)
- 特別展「昆虫 MANIAC」 (大阪市立自然史博物館)
この夏は、関西のアートシーンを巡り、心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。