世界水泳選手権シンガポール大会の男子シンクロ高飛び込み決勝で、大久保柊選手と玉井陸斗選手のペアが8位に終わりました。期待されたメダル獲得は叶わず、悔しい結果となりました。
痛恨のミスが順位を大きく下げる
大久保・玉井組は、6回の試技中4回目を終えて2位につけていましたが、5回目の前逆宙返り技で大久保選手が回りすぎてしまい、タイミングが大きく乱れました。このミスにより、順位は一気に7位まで後退。最後の6回目もミスが出て、結果的に8位となりました。
大久保選手のコメント
大久保選手は「めちゃくちゃ体が動いていて、逆にコントロールしきれなかったのが失敗につながった」と反省の弁を述べました。ベテランである大久保選手にとっても、予想外の展開だったようです。
玉井陸斗選手、個人種目への意気込み
一方、玉井選手にとっては、今大会が世界選手権初のシンクロ種目への挑戦でした。玉井選手は、今回の経験を通して試合や会場の雰囲気を知ることができたと語り、8月2日に行われる個人高飛び込み予選に向けて気持ちを新たにしています。「自分を出し切れていない部分もある。個人で今よりもいい演技ができれば」と意気込みを語りました。
- ペア結成:昨秋
- 年齢差:10歳
- 玉井選手の目標:個人高飛び込みでの金メダル
玉井選手の個人種目での活躍に期待が集まります。今後の競技に注目しましょう。