ヒューリック(証券コード:3003)が7月28日に発表した決算速報によると、2025年12月期第2四半期(4-6月期)の経常利益は、前年同期比11.6%減の385億円となりました。これは、売上営業利益率が前年同期の46.5%から30.1%へと大幅に低下したことが主な要因です。
上半期累計では増益も、進捗率は低迷
一方、2025年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は、前年同期比2.6%増の665億円と増益を達成しました。しかし、通期計画の1640億円に対する進捗率は40.6%にとどまり、過去5年平均の46.6%を下回っています。
下期の巻き返しに期待
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づくと、7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.9%増の974億円に伸びる計算になります。今後のヒューリックの業績回復に注目が集まります。
投資家への影響
今回の決算発表を受け、ヒューリックの株価がどのように変動するかは、投資家にとって重要な関心事です。減益となった要因や今後の見通しをしっかりと分析し、投資判断に役立てることが重要です。
今後の注目ポイント
- 下期の業績回復の可能性
- 不動産市場の動向
- 金利上昇の影響
ヒューリックの今後の動向から目が離せません。