大相撲名古屋場所14日目、大関・琴桜が平戸海を破り、見事勝ち越しを決めました。しかし、琴桜は勝利に満足することなく、更なる高みを目指す決意を表明しました。
集中した相撲、しかし満足はしない
琴桜は、平戸海との一番を「集中して取れたと思う」と振り返りました。すくい投げで相手を圧倒し、確かな実力を見せつけました。しかし、大関という立場を考えると、今回の勝ち越しは最低限の目標に過ぎません。
「満足はしていないし、すべきじゃないことも分かっている。自分を見つめ直して、ただの一場所にしないようにしたい」と、琴桜は力強く語りました。現状に甘んじることなく、常に上を目指す姿勢が伺えます。
同部屋の琴勝峰の活躍に刺激
同部屋の琴勝峰が優勝争いを繰り広げていることについて、琴桜は「同じ宿舎で生活してやってきたので、勝ってくれるとうれしい」と喜びを語りました。しかし、同時に「周りの活躍を一緒に喜んでいる場合ではない。上に上がれるようにやっていきたい」と、自身の奮起を誓いました。
琴勝峰の活躍は、琴桜にとって大きな刺激となっているようです。互いに切磋琢磨し、高め合う関係が、佐渡ケ嶽部屋の強さを支えていると言えるでしょう。
優勝争いの行方
名古屋場所は残りわずか。琴桜は、自身の成績だけでなく、琴勝峰の優勝も願っていることでしょう。今後の二人の活躍から目が離せません。
他の力士の動向
- 安青錦 vs 草野
- 琴勝峰 vs 霧島
- 熱海富士 vs 高安
これらの対戦も見逃せません。特に、安青錦と琴勝峰は優勝争いの中心にいるため、注目が集まります。