朝乃山、復活の狼煙!大奄美を下し十両復帰へ大きく前進
大相撲名古屋場所14日目、元大関の朝乃山(高砂部屋)が西十両の大奄美を寄り切りで破り、5勝2敗と大きく勝ち越しました。この勝利により、来場所の十両復帰へ大きく前進しました。
朝乃山は昨年、左膝前十字靱帯断裂という大怪我を負い、手術と長期のリハビリを経て、一時は三段目まで番付を落としました。今回の名古屋場所は、怪我からの復帰後、上位を目指すための重要な場所となっています。
取組後、朝乃山は「怪我なく終えられて良かった。ここで終わりじゃない。幕内に帰りたいので、高みを目指していきたい」と力強く語りました。その言葉には、怪我を乗り越え、再び大舞台で活躍したいという強い意志が感じられます。
他の力士の動向
同じく十両昇進を狙う力士たちも熱戦を繰り広げています。東幕下筆頭の旭海雄は4勝3敗、東幕下3枚目の朝白龍は7勝で幕下優勝を飾りました。東幕下2枚目の石崎も5勝1敗と好成績を収めています。
幕下から何人が十両に昇進できるかは、十両下位の成績次第となります。朝乃山は今回の勝利で5勝2敗とし、十両復帰の可能性を大きく広げました。今後の活躍にも目が離せません。
高砂親方も絶賛
朝乃山の勝利後、高砂親方は「抜群の相撲だった」と絶賛しました。怪我を乗り越え、再び土俵で輝きを放つ朝乃山に、多くのファンが期待を寄せています。
- 朝乃山、十両復帰へ大きく前進
- 怪我からの復活
- 高砂親方も絶賛