新国立劇場バレエ団が、ロンドン・ロイヤル・オペラ・ハウスで初の公演を行います。公演を前に、舞踊芸術監督を務める吉田都さんが現地で取材に応じ、その意気込みを語りました。
「ジゼル」ロンドン初披露
新国立劇場バレエ団は今月24日から27日にかけて、ロンドンの名門ロイヤル・オペラ・ハウスで「ジゼル」を上演します。吉田都さんは、自身が長年プリンシパルとして活躍したロイヤル・バレエ団の拠点での公演に、感慨深げな様子を見せました。
「本当に懐かしい気持ちでいっぱいです。リハーサルを見ていると、とても嬉しくなります」と吉田さん。「新国立劇場バレエ団がグローバル化を掲げる中で、今回の公演が大きな一歩となることを願っています」。
米沢唯さんの抱負
主役のジゼルを演じる米沢唯さんは、「歴史ある舞台で踊れることは、まるでプレゼントのようです。ロンドンの皆様に喜んでいただけるよう、精一杯頑張ります」と意気込みを語りました。
世界への挑戦
今回のロンドン公演は、新国立劇場バレエ団にとって初の海外公演となり、世界にその存在を知らしめる絶好の機会です。吉田都さんは、「この公演を大きな一歩とし、次のステップに進んでいきたい」と、今後の展望を語りました。
新国立劇場バレエ団の「ジゼル」は、吉田都さんの演出によって、新たな魅力が引き出されています。ロンドンの観客を魅了すること間違いなしでしょう。