社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』。劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来が公開され、記録的な大ヒットとなっています。公開初日だけで観客動員115万人超、興行収入16億4600万円超を記録し、歴代1位の初日成績を達成。公開から4日間で動員516万人超、興収73億円超という驚異的な数字を叩き出しています。
社会現象から文化へ?
2019年のアニメ放送から人気に火がつき、2020年の「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」でピークを迎えた『鬼滅の刃』。ブームは終わったとの見方もあったものの、今回の劇場版の大ヒットにより、一過性のブームではなく、すでに「文化」になりつつあるとも言えるでしょう。
キメハラ再来の懸念
しかし、今回の劇場版公開に伴い、「キメハラ」の再来を懸念する声も上がっています。SNS上では、「世間が鬼滅で湧いてる中、一度も観たことなくて肩身狭いww」といった声や、「鬼滅の劇場版公開されて、また鬼滅ハラスメント起こるのかなw」といった不安の声が見られます。「キメハラ」とは、鬼滅の刃を知らない人に対して、無理に見ることを強要したり、仲間外れにするなどのハラスメント行為を指します。
Dolby Atmosで大迫力の鑑賞体験
今回の劇場版は、Dolby Atmos対応の劇場での鑑賞が特におすすめです。クラブのような音圧、ディスプレイの裏から聞こえる声優の台詞、天井から降り注ぐ反響音など、ufotableが製作した圧巻のアニメーション作品を120%体感できる迫力です。
しかし、激しいバトルの連続で疲れてしまう人もいるかもしれません。終盤の回想シーンで中だるみを感じる人もいるようですが、猗窩座という強キャラを描く上で必要な演出と言えるでしょう。
まとめ
劇場版「鬼滅の刃」無限城編は、映像、音楽ともに圧倒的なクオリティで、映画館で鑑賞する価値のある作品です。しかし、キメハラには注意し、それぞれの楽しみ方を尊重することが大切です。