阪神タイガースが、元守護神ラファエル・ドリス投手(37)との選手契約締結を発表しました。背番号は「85」に決定。6年ぶりの古巣復帰に、ファンからは歓喜の声が上がっています。
「家に帰ってきたような気持ち」ドリス投手のコメント
ドリス投手は球団を通じて「阪神タイガースへの入団が決まり、とてもうれしいです。タイガースは私のファミリーであり、家に帰ってきたような気持ちです。一生懸命プレーに励み、チームの勝利に貢献して、皆さんと優勝を目指します」とコメント。かつて甲子園を沸かせた助っ人の帰還に、期待が高まります。
阪神時代の輝かしい実績
ドリス投手は2016年から2019年までの4年間、阪神タイガースに在籍し、球団外国人最多となる96セーブを記録。2017年には最多セーブのタイトルを獲得するなど、守護神としてチームに大きく貢献しました。
独立リーグでの活躍を経て
阪神退団後は、シカゴ・ホワイトソックスやメキシコのプエブラ・パロッツでプレー。2024年からは四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに所属し、先発や中継ぎとして活躍していました。今シーズンは15試合に登板し、1勝1敗2ホールド1セーブ、防御率1.20と好成績を収めています。
藤川球児監督との絆
ドリス投手はシカゴ・カブス時代に藤川球児監督とチームメイトであり、阪神でも4年間共にプレー。高知ファイティングドッグス入りは、藤川監督の紹介がきっかけだったとのことです。恩師との再会も、今回の復帰を後押ししたのかもしれません。
支配下登録枠は満枠に
今回のドリス投手の加入により、阪神タイガースの支配下登録選手枠は満枠の70人となりました。チーム内の競争が激化し、さらなる戦力アップが期待されます。
ファンへのメッセージ
6年ぶりに阪神タイガースのユニフォームに袖を通すドリス投手。甲子園のマウンドで再び躍動する姿を、ファンは心待ちにしています。持ち前の熱い気持ちでチームを勝利に導き、再び歓喜の瞬間を分かち合えるか、注目が集まります。