マーカス・スマート、レイカーズへ!
NBAベテランのマーカス・スマートが、ワシントン・ウィザーズとの契約をバイアウトし、ロサンゼルス・レイカーズと2年1100万ドルの契約を結ぶことで合意しました。ESPNが報じています。怪我の影響で過去2シーズンでわずか54試合の出場にとどまった31歳のスマートですが、レイカーズに強力なディフェンス力をもたらすと期待されています。
スマートは、2022年の最優秀守備選手賞を受賞し、オールディフェンシブ・ファーストチームに3度選出されています。シャムス・シャラニアによると、2026年にはフリーエージェントになるためのプレーヤーオプションが付帯しており、レイカーズのスター選手であるルカ・ドンチッチが個人的にスマートに連絡を取り、チームに迎えたいという意向を明確に伝えたとのことです。
レイカーズの守備力強化へ
この移籍は、レイカーズがプレーオフで上位進出を目指す上で、守備力とバックコートの層を厚くする上で大きな後押しとなると見られています。スマートはNBAでの11シーズンで、平均10.6得点、3.4リバウンド、4.6アシストを記録し、リーグ屈指のペリメーターディフェンダーとしての地位を確立しました。キャリアスティール数は平均1.6本です。
スマートは、メンフィス・グリズリーズからシーズン途中にウィザーズにトレードされてから、わずか15試合に出場しました。しかし、そのタフさと熱意は高く評価されています。
セルティックスでの輝かしいキャリア
スマートは、NBAキャリアの最初の9年間をボストン・セルティックスで過ごし、2014年のNBAドラフトで全体6位で指名されました。彼はフランチャイズのディフェンスの要となり、セルティックスを毎年のようにプレーオフに導き、その中には5回のイースタン・カンファレンス決勝進出と、2022年のNBAファイナル進出が含まれています。
レイカーズは、守備に重点を置いた貢献者を求めており、スマートの加入は、ドンチッチとレブロン率いるレイカーズにとって理想的な補強と言えるでしょう。
オクラホマ州立大学出身のスマートは、メンフィス・グリズリーズとワシントン・ウィザーズでの過去2シーズンは苦戦しましたが、彼の実績は、正しいシステムの中で高いレベルの戦力になれることを示唆しています。スマートは、ボールに対するフィジカルなディフェンダーであり、常に相手よりも先に好みの場所に到達できることを証明してきました。