れいわ新選組：山本太郎代表、消費税廃止を訴え！ロスジェネの選択肢は？

れいわ新選組・山本太郎代表、各地で消費税廃止を訴える！

れいわ新選組の山本太郎代表が、岩手県盛岡市や秋田市など各地で街頭演説を行い、消費税廃止を強く訴えました。山本代表は、30年にわたる不況や物価高騰が中小零細企業の倒産を招いていると指摘し、消費税廃止によって企業が支払う税金を減らし、赤字経営をなくす必要性を強調しました。

また、消費税廃止によって一世帯あたり年間約30万円の個人消費が増加するという試算を示し、消費税が消費に対するブレーキになっていると主張。「消費税をやめれば使えるお金が増え、そのお金が広がっていく」と、廃止のメリットを訴えました。

さらに、農林関係予算を現在の倍の5兆円規模に増額し、農家の所得を向上させる公約も掲げています。

参院選を前に、「参政党か、れいわ新選組に入れる」という有権者が増えているという現象が注目されています。一般的に「右」の政党と見なされる参政党と、「左」のイメージが強いれいわ新選組。この2党で揺れる有権者の背景には、どのような事情があるのでしょうか。

特に、就職氷河期世代（ロスジェネ）と呼ばれる世代は、経済的な苦境や将来への不安から、既存の政治体制に不満を抱き、新しい選択肢を模索していると考えられます。生活が苦しいからこそ、初めて街頭演説に耳を傾けるという人も少なくありません。

参政党とれいわ新選組は、それぞれ異なるアプローチで社会の変革を訴えていますが、どちらの政党を選ぶかは、個々の価値観や問題意識によって大きく左右されるでしょう。

れいわ新選組の今後の活動、そして参政党との比較を通して、日本の政治がどのように変化していくのか、引き続き注目していく必要があります。