身近なモノが全く別の世界に変わる!国内外で310万人を動員した大人気アート展『ミニチュアライフ展』が、大分市美術館で始まりました。ミニチュア写真家・田中達也さんが創り出す“見立てアート”の魅力に迫ります。
日常がアートに!田中達也の“見立て”の世界
ジオラマ用の人形と日常にある物を組み合わせた“見立てアート”。自由な発想の面白さはもちろん、作品につけられた遊び心溢れるタイトルも見どころです。「チャーハンを海の波に見立てサーフィンしている作品のタイトルは『チャーフィン』です」と担当者は語ります。
会場には約160点!写真撮影もOK
会場には約160点の作品が展示され、そのうち約50点が実物の立体作品です。撮影は自由なので、訪れた人たちはスマートフォンを片手に緻密な世界に没頭していました。
田中達也さんからのメッセージ
作者の田中達也さんは、「見立ては工夫する力。夏休みの自由研究にも良いですし、子どもたちがやってみるのも面白いと思います。たくさんの子どもたちに来てもらいたい」と語ります。インスタグラムのフォロワー数は400万人を超えています。
大分限定作品も登場!
今回は、大分をモチーフにした限定作品も展示されています。タイトルは「色々な地獄」。別府地獄めぐりをモチーフに、水彩画の画材だけで地獄めぐりを表現しています。絵の具の濁り具合が血の池地獄や海地獄に近くなるように工夫されているそうです。
ミニチュアライフ展で新たな発見を!
日常に隠されたユーモアや創造性を発見できる『ミニチュアライフ展』。ぜひ大分市美術館で、田中達也さんの“見立て”の世界を体験してください。