岡山高校野球:勝山高校、地域への恩返しを誓う!
夏の高校野球岡山大会が雨で順延となる中、球児たちの熱い戦いが繰り広げられています。特に注目を集めたのは、勝山高校と作陽学園との試合。勝山高校の中谷将人主将(3年)は、チームを鼓舞し、自らもエースとして、そして4番打者としてチームを牽引しました。
勝山高校が掲げるのは「地域密着型野球」。真庭市唯一の硬式野球部として、日頃から地域のこども園やデイサービスを訪問し、地域住民との交流を深めています。中谷主将自身も、地域からの温かい応援を力に変え、試合に臨みました。
試合中には足をつるアクシデントに見舞われながらも、中谷主将は最後まで諦めずにプレー。9回裏、2点ビハインドの場面で、1アウトの状況で打席に立ちました。結果は惜しくも敗れてしまいましたが、中谷主将は「地域の人たちの応援に応えられず悔しい。しかし、足がつっても最後までやり切ると強い気持ちで戦い抜いたので悔いはない」と語りました。
勝山高校は、地域と共に、そして地域のために、全力で夏を戦い抜きました。彼らのひたむきな姿は、多くの人々に感動を与えました。
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岡山学芸館の活躍
一方、岡山学芸館も連覇を目指し、チーム一丸となって戦っています。主将は3塁ランコーと伝令役を兼任し、声でチームを導いています。
岡山高校野球の熱い夏は、まだまだ続きます。