参院選和歌山選挙区で、二階俊博元幹事長の三男、二階伸康候補が大苦戦を強いられています。かつて保守王国を築いた二階氏の地盤で、一体何が起きているのでしょうか?
「紀州戦争」第二幕:二階VS世耕
今回の選挙は、二階氏と世耕弘成元経済産業大臣との間で繰り広げられる「紀州戦争」の第二幕とも言われています。世耕氏は、自民党を離党したものの、その影響力は依然として強く、無所属の望月良男候補を支援しています。
大物同士の複雑な関係
二階氏と世耕氏の関係は、過去の選挙での対立や、互いの地盤を守るための共存など、複雑な経緯を辿ってきました。しかし、昨年の衆院選で伸康氏と世耕氏が直接対決したことで、その対立は決定的となりました。
「パンダ誘致」だけでは勝てない?
伸康氏は、「再び和歌山にパンダを!」という政策を掲げていますが、それだけでは有権者の心を掴みきれていないようです。保守王国の後継者として、盤石な地盤を持つはずだった伸康氏が、なぜ苦戦しているのでしょうか?
- 世耕氏の支援を受ける望月候補との激しい戦い
- 自民党の裏金問題の影響
- 有権者の保守王国への不満
今回の参院選は、和歌山県の政治地図を大きく塗り替える可能性を秘めています。二階氏の息子は、この崖っぷちから這い上がることができるのでしょうか?今後の展開に注目が集まります。