神戸の六甲山で行われた夏の風物詩「氷室開き」で、前代未聞の事態が発生しました。なんと、貯蔵されていた氷が全て溶けて空っぽになっていたのです!一体何が起こったのでしょうか?
六甲山氷室開きとは
六甲山では毎年、冬に切り出した天然の氷を「氷室」と呼ばれる場所に貯蔵し、夏にその様子を公開する「氷室開き」が行われています。この氷室は、電気を使わない天然のクーラーとして機能し、涼を求める人々に親しまれてきました。
異常事態発生!氷がゼロに
しかし、今年は異例の暑さの影響で、氷室の中の氷が全て溶けてしまったのです。通常であれば、部屋の半分ほどまで氷が残っているはずですが、今年は全くの空っぽ。14回目の一般公開にして初めての事態です。
原因は記録的な猛暑
今年の記録的な猛暑と、梅雨明けの早さが原因と考えられます。標高900メートルの六甲山でも、その暑さを避けることはできませんでした。暖冬で氷が作りにくかったことも影響しているようです。
今後の対策は?
六甲枝垂れのスタッフは、「今後どうしようかという気持ち」と困惑を隠せません。しかし、氷室自体は自由に出入りできるとのことなので、訪れる際は涼しい風を感じてみてはいかがでしょうか。
- 六甲山氷室開きは夏の風物詩
- 今年は異常な暑さで氷が全て溶けた
- 14年目にして初の事態
- 原因は記録的な猛暑と暖冬