俳優の妻夫木聡さんが、主演映画『宝島』の公開を前に、異例とも言える全国キャンペーンを展開しています。映画は、戦後アメリカ統治下の沖縄を舞台にした物語で、9月の公開に向けて、妻夫木さんは「宣伝アンバサダー」として、大友啓史監督と共に各地を飛び回っています。
大阪での先行上映会
7月4日には、大阪の映画館「T・ジョイ梅田」で先行上映会が行われ、妻夫木さんは上映後の舞台挨拶に登壇しました。満員の客席を見渡し、「映画はお客さんに見ていただいて初めて完成すると思っていますが、皆さんの顔を見ていると、これから『宝島』が皆さんの中で人生の1ページとしてどんどん成長していってくれるのではないかという希望まで感じられる」と感謝の言葉を述べました。
全国キャラバンの目的
今回の全国キャラバンは、公開の3ヶ月以上前からスタートしました。デビュー以来、多くの映画やドラマに出演してきた妻夫木さんですが、PRでこれほど精力的に地方を回るのは珍しいとのこと。沖縄、静岡、愛知、富山、長野に続く大阪は6カ所目となります。
映画『宝島』について
映画『宝島』は、真藤順丈さんの同名小説を原作としています。混沌と暴力に満ちた戦後沖縄を舞台に、破格のスケールで描かれる物語です。妻夫木さんは、「アメリカ統治下の沖縄を知ってほしくて作った。映画の中で登場人物と一緒にあの時代を追体験してほしい」と語っています。
今後の展開
妻夫木さんの全国行脚は今後も続き、各地で映画『宝島』の魅力を伝えていく予定です。映画は9月19日に全国公開されます。妻夫木さんの熱意が、多くの観客に届くことを期待しましょう。
関連イベント情報
- 7月5日、あべのキューズモールで公開記念イベントが開催されました。
- イベントでは、FM802「EVENING TAP」の公開収録が行われ、妻夫木さんと大友監督が映画撮影時のエピソードなどを語りました。