ラグビー日本代表が、北九州市で開催されるウェールズ代表とのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2025」に向けて、最終調整を行っています。試合は明日開催！北九州の街は、かつてないほどの熱気に包まれています。
北九州とウェールズの深い絆
なぜ国内開催にもかかわらず、日本代表にとって「アウェーの雰囲気」になるとも言われるのでしょうか？その理由は、北九州市とウェールズとの間に育まれた特別な絆にあります。2019年のラグビーワールドカップでウェールズ代表が北九州で事前合宿を行ったことをきっかけに、両者の交流は深まりました。
レガシー協定と地域交流
ワールドカップ後、北九州市とウェールズラグビー協会はレガシー協定を締結。ウェールズの名を冠したラグビー大会が新設されたり、学校でウェールズ国歌が歌われたり、消防車にウェールズラグビー協会のロゴが貼られたりと、様々な形で交流が続けられてきました。
李承信選手「目指すラグビーがクリアに」
SO李承信選手は、ウェールズ戦に向けて「去年より目指すラグビーがクリアになっている」と語り、自信をのぞかせました。猛暑の中での試合となりますが、宮崎合宿での徹底的な準備により、暑さへの対策も万全です。
スタジアム周辺はウェールズ一色
試合会場となるミクニワールドスタジアム北九州周辺は、ウェールズを歓迎する装飾で彩られ、チケットは完売。JR小倉駅にはウェールズをテーマにした掲示物が登場し、街全体がウェールズカラーに染まっています。明日の試合では、日本代表の熱い戦いを期待しましょう！