ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、右肩のインピンジメント症候群による負傷者リスト(IL)入りから回復に向かっている。ロバーツ監督は、佐々木が順調にリハビリを進めており、強度と球速が大幅に向上していることを明らかにした。
「痛みはなく、平坦なグラウンドでの投球練習では、強度も球速もかなり上がっている。肉体的な問題はない。非常に良い状態に見える」とロバーツ監督は語った。ブルペンでの投球開始時期は未定だが、見通しは明るいという。
佐々木のメンタル面についても、ロバーツ監督はポジティブな変化を指摘。「試合から少し離れたことがプラスになっていると思う。体調も万全になり、たくましくなり、試合で戦うことを恋しいと感じるようになっているようだ。才能ある若い選手が健康を取り戻し、復帰を願っているのは良いことだ」と述べた。
佐々木は今季、メジャーリーグ1年目として8試合に登板し、1勝1敗、防御率4.72を記録。5月9日のダイヤモンドバックス戦後に違和感を訴え、IL入りしていた。
また、ドジャースのメンタルコーチ、B・ウォーカー氏も佐々木の適応について言及。大谷翔平や山本由伸も経験した文化的な適応に時間がかかることを強調し、佐々木も同様のプロセスを経ていると分析した。ウォーカーコーチは、若手選手に対し、周囲の完成された選手と比較しないようにアドバイスしているという。
佐々木の早期復帰が期待される中、ドジャースファンは彼の活躍を心待ちにしている。
佐々木朗希の現状と今後の見通し
リハビリの進捗
- 痛みはなし
- 強度と球速が大幅に向上
- 肉体的な問題はなし
メンタル面の変化
- 試合から離れたことがプラスに
- 体調が万全に
- 試合で戦うことを恋しいと感じる
今後の見通し
- ブルペンでの投球開始時期は未定
- 見通しは明るい