K-POP界に新たな風が吹いています。人気ボーイズグループJUSTBのメンバー、Bain(本名:ソン・ビョンヒ)が、ロサンゼルスでのコンサート中にカミングアウトし、世界中のファンから熱い支持を受けています。
歴史的瞬間:ステージでの告白
Bainは、コンサートの途中で音楽を止め、「次の曲を始める前に、皆さんに伝えたいことがあります」と語りかけました。そして、「LGBTQコミュニティの一員であることを誇りに思います!」と宣言。会場は歓声と拍手に包まれ、Lady Gagaの「Born This Way」を歌い上げ、祝福ムードに包まれました。
勇気ある決断の背景
Bainは、BBCのインタビューで、カミングアウトを決意するまでの葛藤を語っています。幼い頃から自分がゲイであることに気づいていましたが、K-POPアイドルという立場上、秘密にしていました。「ゲイであることは許されないと思っていました。隠し通すしかないと…」と当時を振り返ります。
業界の反応と変化
Bainのカミングアウトは、K-POP業界に大きな影響を与えています。過去には、俳優のホン・ソクチョンがカミングアウトした際に、厳しいバッシングを受け、活動を制限されたこともありました。しかし、Bainの勇気ある行動は、社会の変化を促し、LGBTQ+に対する理解を深めるきっかけになると期待されています。
支援と祝福の声
JUSTBのメンバーや所属事務所Bluedot Entertainmentは、Bainを全面的にサポート。K-POP初のLGBTQ+ボーイズグループLIONESSESや、ソロシンガーのAleXaも祝福のメッセージを送っています。ファンからも、「勇気をありがとう」「ずっと応援しています」といった温かい声が寄せられています。
今後の展望
Bainは、カミングアウトしたことで、「自分を隠さなくてもいいんだ」と感じられる人が増えることを願っています。彼の勇気ある行動が、K-POP業界だけでなく、社会全体におけるLGBTQ+への理解と受容を促進することを期待しましょう。
関連情報
- JUSTBの公式ウェブサイト
- BBCのインタビュー記事