日銀短観速報!大企業製造業の景況感は改善、でも油断大敵?

速報!6月の日銀短観、大企業製造業の景況感が2四半期ぶりに改善

日銀が本日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回3月調査から小幅に改善しプラス13となりました。これは2四半期ぶりの改善となります。

一方、大企業非製造業の景況感は、3月のプラス35から小幅に悪化しプラス34となりました。こちらは2四半期ぶりの悪化です。

業況判断DIは、景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を引いた値です。今回の結果は、民間エコノミストの予想(大企業製造業でプラス10、大企業非製造業でプラス34)を若干上回るものでした。

今後の注目点:トランプ関税の影響は?

記事では、2025年1月に就任したトランプ米大統領による関税引き上げ政策が、今後の景況感に影響を与える可能性についても言及しています。特に、中国などとの関税の応酬が激化した場合、世界経済全体への悪影響が懸念されます。

マツダが高級感を演出した「黒店舗」を米国で展開し成功を収めている事例を紹介し、関税危機を打破しようとする動きも紹介されています。

今日の経済指標と決算発表

  • 6月消費動向調査(14:00)
  • 6月軽自動車販売(14:00)
  • 中国6月財新製造業PMI(10:45)
  • 米国6月ISM製造業景気指数(23:00)

本日の決算発表では、アークランズ、フイルコン、クラウディアなどが注目されます。

今後の経済動向を注視し、賢明な投資判断を心がけましょう。

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