エレファントカシマシ、日比谷野音ラスト公演!
東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂、通称「日比谷野音」が、老朽化に伴う建て替え工事のため、一時休止となります。その最後を飾ったのは、日本のロックシーンを牽引してきた人気バンド、エレファントカシマシ!9月28日、工事前最後のコンサートが開催され、多くのファンが詰めかけました。
日比谷野音は、1923年に日本初の本格的な野外音楽堂として開設され、「ロックの聖地」として親しまれてきました。キャロルの解散コンサートやキャンディーズの解散宣言など、数々の伝説的なステージがここで生まれました。今回の建て替えでは、バリアフリー化に加え、防音壁を改修し、公園外への音漏れを低減する予定です。
「音漏れ」にもファン殺到!
エレカシのラスト公演では、リハーサルや本番の「音漏れ」を聴こうと、会場の外にも多くのファンが集まりました。X上では「かつてないほど歌声が明瞭に届いて」といったコメントも見られ、特別な夜を共有しようとするファンの熱気が伝わってきます。
エレファントカシマシは、1990年に初めて日比谷野音で公演を行って以来、最多記録となる41公演を行ってきました。宮本浩次はライブ終盤で「野音を特別に思ってくれたみんなのおかげで、誰かが『野音の最後はエレファントカシマシで』と言ってくれて、ここにいます。俺たちはなんて幸せなバンドなんだろう」と語り、会場を感動に包みました。
伝説は終わらない!
建て替え後の日比谷野音は、2029年頃の再開を目指しています。新たな姿で、再び多くの音楽ファンに感動を与えてくれることでしょう。エレファントカシマシの伝説も、日比谷野音の歴史と共に、永遠に語り継がれていくはずです。
- 日比谷野音は建て替えのため一時休止
- エレファントカシマシがラスト公演
- 多くのファンが「音漏れ」を楽しむ
- 建て替え後はバリアフリー化、防音対策
- 2029年頃の再開を目指す