日曜阪神競馬場で開催されたポートアイランドステークス（L）に関する最新情報をお届けします。特に注目を集めているのは、馬トク報知で激走馬として取り上げられたセッションです。
セッション、7ヶ月ぶりの実戦復帰
セッションは、爪の不安により7ヶ月間の休養を余儀なくされましたが、9月2日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩して以来、調整は非常に順調に進んでいます。栗東CWコースでの調教では、6本の時計を計測し、追われるごとに走りがまとまりを見せ、ラスト1ハロンもコンスタントに11秒台前半を記録。その鋭さが際立っています。
データが示すセッションの強み
- 久々から動けるタイプ
- 阪神外回り（1600、1800メートル）で【2・1・0・0】の好成績
- G3・アーリントンCで2着の実績
これらのデータからも、セッションにとって今回のポートアイランドステークスは条件最適のコースと言えるでしょう。2番枠からの先行策で粘り込みを図る戦略が予想され、初コンビを組む田口騎手の手綱さばきに期待が高まります。
浜中俊騎手の見解
先週、コルテオソレイユで勝利を飾った浜中俊騎手は、ポートアイランドステークスに出走するミッキーゴージャスについて、「一度使ってからかなと思います」とコメントしています。同騎手は、先週の勝利について、馬の状態が非常に良かったことを強調しており、ミッキーゴージャスについても今後の状態を見極める必要があると考えているようです。
ポートアイランドSの傾向と対策
過去のデータ分析によると、8枠に入った馬が勝率、連対率、複勝率でトップの成績を収めています。特に人気薄の馬が好走する傾向があり、今年も8枠に入ったトータルクラリティ、トゥデイイズザデイには注目が必要です。一方、7歳以上の馬は苦戦しており、今年はヤマニンサンパ、ラインベックが出走しますが、年齢の壁を乗り越えることができるでしょうか。
前走が朱鷺Sだった馬も好成績を残しており、特に朱鷺Sで掲示板に載っていた馬は要注目です。今年はシャドウフューリーが該当し、押さえておきたい1頭と言えるでしょう。