昨シーズン、ラ・リーガ、スペイン国王杯、スーペルコパを制覇したバルセロナ。今シーズンも公式戦無敗と圧倒的な強さを見せていますが、クラブ首脳陣は更なる強化を目指し、来年1月の移籍市場に向けて動き出しています。
左利きCBの補強が急務
特に懸念されているのは、今夏に退団したイニゴ・マルティネスに代わる左利きのセンターバックの不在です。デコSDは、その穴を埋めるべく、後継者の獲得を最優先課題としています。
複数の候補がリストアップされる中、アメリカメディア『The Athletic』によれば、スポルティングCPのゴンサロ・イナシオがバルセロナ首脳陣の本命とのことです。
ゴンサロ・イナシオとは？
2001年8月生まれの24歳。対人守備の強さと高い配球能力を兼ね備えた現代的なセンターバックです。左利きという希少性も魅力で、マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールも獲得に興味を示していると言われています。
- 対人守備に強い
- 配球能力が高い
- 左利き
水面下で交渉開始か
ポルトガルメディア『A Bola』によると、バルセロナは既にイナシオの代理人と接触し、来年1月の獲得に向けて水面下で動き始めている模様です。イナシオとスポルティングCPとの契約は2027年6月末までで、6000万ユーロ以上のオファーで契約解除が可能になる条項が含まれています。
他のビッグクラブに先んじてイナシオを獲得するためには、契約解除条項の金額を上回るオファーが必要となる可能性もあります。今後の動向に注目が集まります。