ドジャースの捕手事情に暗雲?スミスの負傷とロースターの現状
ロサンゼルス・ドジャースに思わぬ試練が訪れています。正捕手であるウィル・スミスが右手骨折で負傷者リスト入りし、レギュラーシーズン中の復帰が絶望的になったという報道が出ています。これはチームにとって大きな痛手であり、ポストシーズンに向けて捕手陣の再編を迫られる可能性があります。
現在、ドジャースのアクティブ・ロースターにいる捕手は、ベン・ロートベットとダルトン・ラッシングの2人です。しかし、ロートベットは経験が浅く、ラッシングもまだ成長段階。スミスの穴を埋めるには、十分とは言えません。
緊急補強の可能性は?
スミスの離脱を受けて、ドジャースは緊急補強に動く可能性も考えられます。AAAにいるクリス・オーキーを昇格させるか、他球団からトレードで捕手を獲得するかのいずれかでしょう。
オーキーはメジャーでの出場経験があり、即戦力として期待できます。しかし、実績は十分とは言えず、ポストシーズンで活躍できるかは未知数です。トレードで獲得する場合、相手球団との交渉が難航する可能性もあります。
大谷翔平への影響は?
スミスの離脱は、大谷翔平選手にも影響を与える可能性があります。スミスは今シーズン、大谷選手とバッテリーを組む機会が多く、信頼関係を築いていました。新たな捕手との連携を深めるには、時間がかかるかもしれません。
ドジャースは、スミスの穴を埋めながら、ポストシーズンに向けてチームを強化していく必要があります。今後の動きに注目が集まります。
グラテロルも今季絶望…救援陣の苦境
さらに、ドジャースの救援右腕、ブラスダー・グラテロルも右肩手術からの回復が思わしくなく、今季中の復帰が絶望的となりました。昨シーズンは68試合に登板し、防御率1.20と好成績を収めたグラテロルの離脱は、ブルペン陣にとって大きな痛手です。
ロバーツ監督は、現在のブルペン陣について「自信が欠けている」と指摘しており、救援陣の立て直しが急務となっています。
- ウィル・スミスの右手骨折で捕手陣に危機
- グラテロルも今季絶望で救援陣が苦境
- 大谷翔平への影響も懸念される