自民党総裁選を巡り、神奈川県連所属の国会議員の多くが小泉進次郎氏への支持を表明していることが明らかになりました。神奈川新聞社の調査によると、17人中16人が小泉氏を支持する見通しです。
背景には河野太郎氏の陣営入り
前回総裁選で対立候補だった河野太郎前デジタル相が小泉氏の陣営に加わったことが、今回の支持集中の大きな要因と見られています。河野氏を支持していた議員も小泉氏支持に回り、「事実上の“オール神奈川”で選挙戦を支えたい」という声も上がっています。
山際元経済再生担当相は別候補を支援
一方で、山際大志郎元経済再生担当相は小林鷹之元経済安全保障担当相の出陣式に出席しており、前回同様に小林氏を支援する姿勢を示しています。
過去の総裁選を振り返る
自民党総裁選では、過去に決選投票が行われたケースが6回あります。過去には、1回目の投票で2位だった候補が逆転勝利を収めた例や、石破茂氏が5回目の挑戦で初めて総裁に選出された例もあります。今回の総裁選では、どのような結果となるのでしょうか。
今後の展開に注目
小泉氏の陣営は、92人の議員の支持を得ており、前回よりも強固な布陣となっています。小泉氏は所見発表演説で「結束」の必要性を強調し、「解党的出直し」を訴えました。今後の小泉氏の動向、そして総裁選全体の展開に注目が集まります。
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