北アルプス槍ヶ岳で香川県の男性が遭難か
北アルプスの槍穂高連峰で登山をしていた香川県高松市在住の33歳、公務員の男性、平見友亮さんの行方が分からなくなっています。警察は遭難したとみて、ヘリコプターなどを使い捜索活動を行っていますが、現在のところ発見には至っていません。
詳細な状況
警察の発表によると、平見さんは9月17日に一人で上高地から入山しました。テント泊をしながら槍ヶ岳、奥穂高岳を経て西穂高岳方面を目指していたということです。9月19日の朝に家族に連絡がありましたが、予定していた9月20日になっても下山しなかったため、家族が警察に届け出ました。
警察による捜索活動
警察は平見さんが遭難した可能性が高いと判断し、9月21日からヘリコプターを投入するなどして捜索を行っています。22日も早朝から捜索を再開しましたが、依然として発見には至っていません。北アルプスの山岳地帯は天候が変わりやすく、捜索は難航しています。
今後の捜索
警察は引き続き、ヘリコプターや地上部隊による捜索活動を行う予定です。また、近隣の山小屋や登山者への情報提供も呼びかけています。平見さんの無事を祈るとともに、今後の捜索状況を注視していきます。
- 9月17日:平見さんが上高地から入山
- 9月19日:家族に連絡
- 9月20日:下山予定日、家族が警察に届け出
- 9月21日:警察が捜索開始
登山時の注意喚起
今回の遭難事故を受けて、警察は登山者に対して以下の点に注意するよう呼びかけています。
- 登山計画を事前にしっかりと立て、家族や知人に共有する
- 天候の変化に注意し、無理な登山は避ける
- 十分な装備を準備し、体力を考慮した行動をとる
- 単独登山はできるだけ避け、複数人で行動する