加藤登紀子さん、故郷ハルビンでの経験を語る
歌手の加藤登紀子さんが、福島市で開催された講演会で、自身のルーツと世界平和への願いを語りました。旧満州(現中国東北部)のハルビンで生まれた加藤さんは、戦禍の爪痕を見つめ続け、平和への祈りを歌にのせています。
戦後80年、歌手活動60周年
戦後80年の今年、歌手活動60周年を迎えた加藤さんは、アルバム「for peace」をリリース。記念コンサートをハルビンで開催し、観客からの熱烈な歓迎に感動したエピソードを明かしました。「日本にはアジアの平和を守り続ける責任がある」と述べ、「これからも人として、歌手として、平和のためにできることをやっていく」と決意を新たにしました。
「百万本のバラ」と新曲「明日への賛歌」
講演後には、代表曲「百万本のバラ」と10月公開予定の新曲「明日への賛歌」を力強く歌い上げました。会場に集まった約480人の聴衆は、加藤さんの歌声とメッセージに深く感銘を受けていました。
- 加藤登紀子さんの講演会
- ハルビンでの経験と平和への願い
- 「百万本のバラ」と新曲披露
加藤さんの歌声は、聴く人々の心に平和への種を蒔き、未来への希望を灯します。彼女の活動から目が離せません。