ロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツが、9月12日から21日(日本時間13日から22日)の10日間で7試合を戦います。オラクル・パークで3試合、ドジャー・スタジアムで4試合が行われ、ファンにとっては見逃せないカードとなります。
ジャイアンツはドジャースに8ゲーム差をつけられていますが、ワイルドカード争いでは3位のニューヨーク・メッツと2ゲーム差と、まだまだ目が離せない状況です。シンシナティ・レッズと共に4位に並び、9月11日のメッツの結果次第では、1.5ゲーム差か2.5ゲーム差となります。
注目の先発投手ですが、ドジャースは山本由伸、クレイトン・カーショウ、タイラー・グラスナウが予想され、ジャイアンツはジャスティン・バーランダー、ローガン・ウェブ、ロビー・レイが登板する見込みです。特に、バーランダーとカーショウは、その実績から殿堂入りは確実視されています。42歳と37歳という年齢ながら、今もなおチームを牽引するベテランの活躍に期待が高まります。
さらに注目すべきは、ドジャースの大谷翔平選手です。9月18日(日本時間19日)のジャイアンツ戦では、相手先発のローガン・ウェブ投手との対戦が予定されています。ウェブ投手は昨シーズン13勝を挙げたジャイアンツのエースですが、大谷選手は過去の対戦で打率.368、2本塁打と好相性を示しています。直近の2回の対戦でもアーチを記録しており、今回の対戦で3試合連続となる52号本塁打が飛び出すか、大きな注目が集まっています。
大谷翔平、ウェブ攻略の鍵は?
ウェブ投手はシンカー、スイーパー、チェンジアップを主体とする投手で、ゴロを打たせるのが得意です。大谷選手は、これらの球種をどのように攻略するのか、配球を読む力と打撃技術が試されます。内角、外角を揺さぶるウェブ投手の投球に対し、大谷選手がどのような対応を見せるのか、目が離せません。
今後の展開
ドジャースとジャイアンツの対戦は、両チームにとって重要な意味を持ちます。ドジャースは地区優勝を確実にするため、ジャイアンツはワイルドカード争いを勝ち抜くために、負けられない戦いが続きます。大谷翔平選手の活躍はもちろんのこと、両チームの投手陣の奮闘にも期待しましょう。