スコシアバンク、ニューヨーク本社を五番街660番地に移転
北米最大級の銀行であるスコシアバンクが、ニューヨークオフィスをブルックフィールド・プロパティーズの五番街660番地に移転することが明らかになりました。移転先は、5階、6階、7階の3フロア、面積は205,000平方フィートに及びます。
現在のニューヨークオフィスはバッテリーパークシティのヴェシー・ストリート250番地にありますが、今回の移転でオフィススペースが拡張されます。新オフィスは2027年までに稼働を開始する予定で、銀行のエグゼクティブ、トレーディング、顧客対応部門をサポートします。
新オフィスの特徴
- 2層吹き抜けの空間と連結階段
- 年間を通して利用可能なロッジア
- クライアントエクスペリエンスセンターなどの豊富なアメニティ
スコシアバンクのトラビス・マッケンCEOは、「ニューヨークオフィスを五番街660番地に移転することで、金融の中心部に拠点を置くことになります。この移転は、米国市場への長期的なコミットメントを示すものであり、北米回廊全体で当社のプラットフォームを強化します」と述べています。
今回の契約により、140万平方フィートの五番街660番地は満室となります。
不動産取引の専門家からのコメント
ブルックフィールド・プロパティーズのミカエル・ナミアス氏、ダン・ロバーツ氏、アンドリュー・ダン氏、そしてCBREのハワード・フィドル氏、ピーター・ターチン氏、ジョン・マー氏、ブレット・シャノン氏、カラ・チェイエット氏、トレバー・ラーキン氏がブルックフィールド・プロパティーズを代表しました。スコシアバンクはCBREのマイケル・ゲオゲガン氏、ラムニーク・リキー氏、エリック・トーマス氏が代表を務めました。
この移転は、ニューヨークの不動産市場における大規模な取引の一つであり、五番街のオフィススペースの需要の高さを物語っています。