東京で開催中の世界陸上選手権で、女子走り高跳びが注目を集めています。高橋渚選手が日本勢として12年ぶりに出場を果たし、その活躍に期待が高まっています。高橋選手は、2022年から日本選手権で3連覇を達成し、23年のアジア選手権では4位入賞、今年2月には室内日本新記録となる1メートル92を記録するなど、目覚ましい成長を見せています。
世界記録保持者マフチフ選手も登場
さらに、女子走り高跳びのもう一人の注目選手は、ウクライナのヤロスラワ・マフチフ選手です。彼女は昨年、2メートル10の世界記録を樹立し、その後のパリ五輪では金メダルを獲得。競技中に寝袋で眠る姿から「眠れる森の美女」とも呼ばれています。
空手から陸上へ転向
マフチフ選手が走り高跳びを始めたのは14歳の時。当初は空手を勧められたものの、すぐに陸上競技に転向したそうです。「世界記録も出すことができたので、正しい選択をした」と笑顔で語っています。
東京での世界陸上への意気込み
マフチフ選手は、東京での世界陸上に向けて「東京で世界陸上が行われることをすごく楽しみにしています。(メダル)競争も激しいと思いますが、全力を尽くします」と意気込みを語っています。彼女のアイメイクはウクライナ国旗をイメージしているとのことです。
国立競技場が熱狂に包まれる
世界陸上東京大会では、女子走り高跳び以外にも数々のドラマが生まれています。男子110m障害では村竹ラシッド選手が決勝進出し、男子マラソンでは同タイム決着という劇的な展開がありました。超人デュプランティス選手は世界新記録を樹立し、会場は熱狂に包まれました。
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