元陸上選手で世界陸上メダリストの為末大さんが、陸上競技の魅力と注目選手について語りました。ハードル種目を中心に、記録更新の秘密や勝負を分けるポイントを解説します。
男子110mハードル:村竹選手と泉谷選手
為末さんが注目するのは、男子110mハードルの村竹ラシッド選手と泉谷駿介選手。2人とも順天堂大学出身で、山崎一彦教授の指導を受けています。山崎教授は元々400mハードルの選手で、為末さんの前の日本記録保持者。専門外の110mハードルでこれほど有力な選手を育て上げたのは素晴らしいと語ります。
日本ハードル界の躍進
110mハードルにおいて、日本はメダル圏内に入るほどの実力を持つようになりました。これは過去には考えられなかったことであり、日本ハードル界の大きな躍進と言えるでしょう。
世界の強豪:ワーホルム選手とベンジャミン選手
海外では、男子400mハードルのカールステン・ワーホルム選手(ノルウェー)に注目。2021年の東京五輪で出した世界記録(45秒94)は、為末さん曰く「2050年以降に出るはずの記録を今出してしまった感じ」。また、パリ五輪金メダリストのライ・ベンジャミン選手(米国)も世界歴代2位の記録(46秒17)を持つ強豪です。
広島での講演会
為末大さんの講演会が10月18日午後1時から、広島国際会議場フェニックスホールで開催されます。マツダ財団の主催で無料です。陸上競技に興味のある方はぜひ参加してみてください。
- 為末大さんが注目する日本人選手
- 世界記録保持者ワーホルム選手の凄さ
- 広島での講演会情報