世界陸上男子1500m、飯沢千翔は予選敗退
東京で開催中の世界陸上競技選手権大会で、男子1500メートルに出場した飯沢千翔選手(住友電工)は、予選1組で3分41秒76の13着となり、惜しくも準決勝進出を逃しました。今大会、日本勢で唯一の出場となった飯沢選手は、期待を背負って国立競技場のトラックに立ちましたが、世界の壁は厚く、悔しい結果となりました。
レース展開と飯沢選手のコメント
レース序盤、飯沢選手は集団の中で積極的にレースを進めましたが、残り1周でペースが上がると、対応できずに後退。得意のラストスパートを発揮することができませんでした。レース後、飯沢選手は「悔しい。あらゆる展開に対応できるように準備してきたつもりだったが、ペースアップに対応できなかった」と肩を落としました。
今シーズンの活躍と今後の展望
飯沢選手は今シーズン、5月のアジア選手権で優勝、7月の日本選手権では大会新記録で連覇を達成するなど、目覚ましい活躍を見せてきました。日本歴代2位の記録保持者として、今大会での活躍が期待されていましたが、初の世界陸上という舞台で、力を発揮することができませんでした。しかし、飯沢選手は今回の経験を糧に、さらなる成長を誓っています。今後の活躍に期待しましょう。
- アジア選手権優勝
- 日本選手権大会新記録
- 世界陸上出場
世界陸上での経験を活かし、飯沢選手が今後どのような活躍を見せてくれるのか、注目が集まります。