日本ハムファイターズが痛恨の敗北を喫しました。12日に行われた西武ライオンズ戦で3対7で敗れ、連勝は2でストップ。さらに、チームを支えてきた守護神・柳川投手が腰の張りを訴え、出場選手登録を抹消されるという緊急事態も発生しました。首位ソフトバンクホークスとのゲーム差は2.5に広がり、優勝争いは厳しい局面を迎えています。
西武・高橋光成投手に打線が沈黙
好調だった日本ハム打線は、西武先発の高橋光成投手に完全に封じ込められました。7回までは散発的な3安打に抑えられ、新庄剛志監督も「今まで見た高橋君のなかでも今日は一番よかった。あれはなかなか打てない」と脱帽しました。
守護神・柳川投手の離脱
さらに痛手だったのは、守護神・柳川投手の離脱です。9日のソフトバンク戦後に腰の張りを訴え、11日のオリックス戦はベンチを外れていました。今後の状況は不透明で、当面は守護神不在の状態で優勝争いを戦うことになります。
9回に意地の反撃を見せるも及ばず
9回にはレイエス選手の特大ソロホームランを皮切りに5連打を放ち、高橋光成投手をKO。3点を返す意地の反撃を見せましたが、及ばず敗戦となりました。郡司選手は「点差が開いていても何か起きそうなのが今のファイターズ。明日以降にもつながると思う」と前向きなコメントを残しています。
黒木投手が緊急リリーフ
西武の高橋光成投手が9回に崩れた際、緊急リリーフとして登板した黒木優太投手の活躍も光りました。無死満塁のピンチを招くも、後続を抑えてチームの勝利に貢献しました。高橋投手は「黒木さんのおかげです」と感謝の言葉を述べています。
今後の戦いに注目
日本ハムは今回の敗戦と守護神の離脱という苦境を乗り越え、再び勢いに乗ることができるでしょうか。新庄監督の采配、そして選手たちの奮起に注目が集まります。