津波警報発令!三重県尾鷲市で小学校が避難訓練を実施

三重県尾鷲市:津波警報を受け小学校で避難訓練

今年7月の津波警報発表から約1ヶ月。三重県尾鷲市の小学校で、高台への避難訓練が行われました。これは、万が一の事態に備え、児童たちが迅速かつ安全に避難できるよう、実践的な訓練を通して防災意識を高めることを目的としています。

訓練には、尾鷲小学校の全校児童327人が参加。休み時間に地震が発生したという想定のもと、児童たちはまず身の安全を確保し、その後、校舎から直接避難場所である「中村山」へと繋がる「命の架け橋」と呼ばれる通路を通り、山の頂上を目指しました。

尾鷲市は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、最短3分で津波が到達し、最大17メートルの高さになると想定されています。そのため、津波避難タワーの設置も計画されており、市全体で津波対策に力を入れています。

今回の訓練は、7月のカムチャツカ半島沖地震に伴う津波警報発表後、初めての実施となりました。児童たちは真剣な表情で訓練に取り組み、避難経路や避難場所の確認を行いました。尾鷲小学校では今後も様々な状況を想定した訓練を継続し、児童たちの防災意識と避難能力の向上を図る予定です。

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