理科実験でフラスコ爆発!教員と生徒6人負傷、姫路市で何が?

兵庫県姫路市の山陽中学校で、理科の実験中にフラスコが破裂し、教員1名と生徒5名が負傷する事故が発生しました。一体何が起こったのでしょうか?

事故の概要

事故は11日午前11時頃、中学1年生の理科の授業中に発生しました。亜鉛と塩酸を混ぜて水素を発生させる実験中、何らかの原因で発生した水素に引火し、三角フラスコが破裂したとのことです。

この事故により、50代の男性教員と生徒15人が病院を受診。教員1名と生徒5名の計6人が、額や手の切り傷、爆発音による耳の違和感などを訴えています。

原因は?

姫路市教育委員会によると、実験は教室内で行われ、35人の生徒が授業を受けていました。本来、指導書では試験管を使用する実験でしたが、三角フラスコが使用されていたとのことです。また、水素で膨らんだシャボン玉に火を近づける際、ガラス管に近づけすぎたことが原因と見られています。

教育委員会の対応

姫路市教育委員会は会見を開き、「生徒に負傷者を出してしまい、生徒や保護者、市民の皆様に不安を感じさせたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。再発防止に向けて、実験の安全確保と適切な手順の順守を徹底するとしています。

  • 実験手順の再確認
  • 安全対策の強化
  • 教員への指導徹底

今後の課題

今回の事故を受け、学校における理科実験の安全性について改めて議論が必要となるでしょう。生徒たちが安心して学べる環境を整えるために、教育現場全体で安全意識を高めていく必要があります。

今回の事故が、二度と繰り返されないことを願います。

Compartir artículo