2025年大阪・関西万博に向け、関連イベントが続々と開催されています。先日、日本航空(JAL)が伊丹空港で親子向けの特別なイベント「空港見学バスツアー・ガンプラ組み立て教室」を実施しました。このイベントでは、なんと42倍という高い倍率をくぐり抜けた幸運な親子たちが、ガンプラの組み立てに挑戦しました。
JAL整備士によるガンプラ教室
このガンプラ教室の特別な点は、JALの現役整備士が講師を務めたことです。使用されたガンプラは、BANDAI SPIRITSがイベント用に提供した「1/144 RX-78-2 ガンダム 組立体験Ver.」。ニッパーなどの工具が不要で、手でパーツを外して組み立てられる初心者向けのモデルです。塗装も不要な「色プラ」なので、手軽にガンプラ作りを楽しめます。
意外な難しさ?
JALの人材開発部整備訓練グループの訓練教官・上田勝志さんは、イベント前に何度もこのキットを組み立てたそうです。上田さんは「私が作っていた模型は零戦とか戦闘機が多かったので、こんなに簡単にできてしまうプラモ?」と、現代のガンプラの進化に驚いた様子。しかし、実際に指導するとなると、子供たちに分かりやすく説明する必要があり、意外な難しさを感じたようです。
武田真治さんがジオングの声?
また、万博関連では、俳優でサックス奏者の武田真治さんが、ガンダムパビリオンでジオングの“声”をサックスで担当しているという話題も。武田さんは、「45年越しの夢」が叶ったと語っています。ガンダムJETのチャーターイベントにも参加し、万博への期待を高めました。
万博開催に向けて、航空業界も様々な取り組みを行っています。ガンプラ教室のような体験型イベントは、子供たちに航空業界への興味を持ってもらう良い機会となるでしょう。今後の展開にも注目です。