男子バレー、世界選手権壮行試合でイタリアにフルセット負け
バレーボール男子日本代表は6日、千葉・ららアリーナ東京ベイで行われた世界選手権(フィリピン・マニラ)に向けた壮行試合で、前回王者イタリアと対戦し、フルセットの末に惜敗しました。世界ランキング5位の日本は、同2位の強豪イタリアに対し、粘り強いプレーを見せましたが、あと一歩及ばず。
試合詳細
- 第1セット: 日本が25-23で先取
- 第2セット: イタリアが25-18で取り返す
- 第3セット: イタリアが25-22で制す
- 第4セット: 日本が若手中心のメンバーで25-21と意地を見せる
- 第5セット: イタリアが15-12で勝利
第4セットでは、石川祐希選手や高橋藍選手といった主力を温存し、甲斐優斗選手や西山大翔選手ら若手選手が躍動。西山選手はライトからの強烈なバックアタックを決め、会場を沸かせました。
パリ五輪のリベンジならず
日本にとってイタリアは、昨夏のパリ五輪準々決勝でフルセットの末に敗れた相手。リベンジを期した一戦でしたが、惜しくも勝利とはなりませんでした。
世界選手権へ
日本代表は、この壮行試合で得た課題を修正し、12日に開幕する世界選手権に臨みます。51年ぶりの表彰台を目指し、熱い戦いを繰り広げることが期待されます。7日にも同会場でイタリアとの壮行試合が予定されています。
今後の展望
今回の試合では、若手選手の活躍が光りました。世界選手権での活躍はもちろん、今後の日本代表を担う存在として、さらなる成長が期待されます。