日本で初めて開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に向け、PRキャラバンが出発しました。金沢市では出発式が行われ、大会への期待が高まっています。
金沢から全国へ!デフリンピックPRキャラバン出発式
石川県金沢市で、デフリンピックのPRを行うキャラバンカーの出発式が盛大に開催されました。式典には、聴覚障害者協会の関係者をはじめ、約100名が集まり、大会成功への熱い思いを共有しました。
県聴覚障害者協会の達磨敏理事長は、手話で「キャラバンをきっかけに、聞こえる・聞こえないの垣根を越えて、誰もが挑戦できる社会を考える機会になれば」と挨拶。参加者からは大きな拍手が送られました。
地元選手に熱いエール!
今回のデフリンピックには、金沢市在住の高桑昭紀選手が男子50メートルライフル伏射の日本代表として出場します。村山卓金沢市長は「大会を盛り上げ、高桑選手には金メダルを取ってほしい」と激励の言葉を送りました。
デフリンピックとは?
デフリンピックは、聴覚に障害のあるアスリートが出場する国際的なスポーツ大会です。1924年にフランスのパリで第1回大会が開催され、4年に一度開催されています。今大会は、11月15日から12日間、東京を中心に開催され、陸上競技など21の競技に約70の国と地域から約3000人の選手が参加する予定です。
- 開催期間: 2025年11月15日から12日間
- 開催地: 東京を中心とした地域
- 参加選手: 約3000人 (約70の国と地域から)
- 競技種目: 陸上競技など21種目
キャラバン隊は、9月4日から8日まで石川県内すべての市や町を巡り、イベントなどを通じて大会をPRします。デフリンピックの魅力を伝え、大会を盛り上げるために、精力的に活動する予定です。